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教育理念 

あなたが立派な日本人になるために。

高い倫理観の育成、社会規範を守る教育

日本には、諸外国の人々を魅了し、その共感・敬意を獲得した日本の伝統的精神・倫理観・美意識があります。勤勉、忍耐、誠実、正直、正義、節制・節約、勇気、公・家族への献身、謙虚、純潔、清らかさ、慈悲、自助努力、自己責任、卑怯を憎む心、自然への畏怖心、「わび・さび」という美意識、これらの日本人の精神は古代・中世より連綿と「日本人の心」として引き継がれてきたものであります。ところが、戦後の経済的に豊かになった時代に育った世代は、勤勉、忍耐、誠実といった「日本の心」を、否定的にとらえる傾向があります。本学園はこのような風潮を深く憂慮し、日本が再び世界の人々から尊敬される為には、日本の伝統的価値観に基づいた人間教育が大切であると確信し、誇りある日本人の育成を目標とします。

基礎的・基本的知識の強制

近年の日本の学校教育は、「ゆとり教育」、「生きる力」、「子どもの権利」と称して、創造性・独創性、個性の伸長の基礎となる、基本的な知識や技能、倫理・道徳を強制的に教え、訓練する事を軽視してきました。このことが今日の学力低下、学校現場の荒廃の原因であります。教育は個人の能力を引き出す〔エデュケーション〕と、教え込む〔ティーチング〕というふたつの意味があり、この両面のバランスが必要です。

個人主義意識と社会・国家意識との両立を図る教育

戦後の個人主義・自由主義教育は、結果として、自分さえ良ければいい、という「利己主義」・「個人主義」に陥り、個人と社会・国家の関係に関して均整の取れた認識を生むことは出来ませんでした。また、個人の最小の集合体である伝統的な「家族」でさえ、今や解体の危機に瀕しています。その中で、子どもたちはむなしさと、寂しさに耐えきれなくなっており、精神的に流浪し、さまざまな非行・反社会的行為が多発してきています。このような精神的危機に満ちた社会の中で、希望と生きる喜びを与えることの出来る教育は、我が国の歴史と文化を深く理解し、しっかりとした歴史認識・社会認識を持つことから始めなければなりません。自国の歴史の弱点を反省するとともに、優れた面に対する誇りを育む中で、自然な愛国心が育ってきます。それはまた自分自身を愛する心に繋がってくるのであります。ひとつでも社会に役立つことを実践することにより、自分自身が存在することの意義・喜びを体感できる教育〔公に資する教育〕を実践します。

英語教育、海外文化交流の重視

グローバル化〔国際社会における相互依存関係の広がり〕は避けて通れない現実です。我が国の歴史や文化を深く理解するとともに、他国の歴史や文化に対する理解も深めていかねばなりません。真の国際人とは、単に外国語が話せる、外国で仕事が出来る人、という意味ではありません。外国語による会話・討論能力のスキルアップは非常に大切ですが、同時に外国人から共感や敬意を得られる人格的・文化的な教養を備えなければなりません。本学園の国際理解教育は、全国の高等学校では最先端の実績を誇っています。豪州、米国、カナダはもとより、ドイツ、フランス、東欧諸国、アフリカのセネガル、ブラジル、ベネズエラ、インド、インドネシア、韓国、タイ、中国、台湾、と5大陸との交流実績を持っています。文部科学省から「スーパー英語校の指定(SELHi)」を受けている〔岡山県内では本学園を含め2校のみ〕優れた英語教育とともに、学園内に設けた「国際教育センター」と、オーストラリアの拠点を結び、他校にはない規模の語学教育、国際理解教育を推進し、世界に通用する人材を育成します。

思想・歴史・文化芸術を重視した教養教育

日本文明を、中華文明の一つの様に誤解している人が多いようです。それは漢字を使用していること、儒教・仏教などを中国・朝鮮から吸収したことによることが原因です。しかし、日本人は「かな・カタカナ」という文字を発明し、中国とは異なる言葉・文字を使用しておりますし、儒教・仏教も、古代から日本人の精神として存在した「清明なる心」「正直な心」「誠なる心」を基本とする「神道」と融合し、中国・朝鮮とは全く異なるものとなっています。それ故に学界では日本文明は一つの国で一つの文明を持ち、「世界六大文明」の一つを形成している、とされています。そして、それは常に世界に誇れる水準にあったことを併せて理解しなければなりません。それ故に、明治維新以後、欧米の科学技術、文化の移入により近代化を図った経緯、並びに第2次世界大戦の敗戦後の欧米文明崇拝の中で、日本の伝統的文化をおとしめる教育に対して、さらに、明治・大正・昭和の日本の歴史をことさらに否定的に描く自虐的歴史観に対しては深い反省が必要です。日本文化には二つの流れがあります。一つは貴族的・公家的な繊細で優美な雅を重んじる、非合理的な遊びの文化ともいうべきもの。二つめは、武家的な質実・剛健・勤勉・潔さを重んじる現実的・合理主義的文化であります。この二つの流れが融合し、日本独特の文化を生み出しており、国際的に高い評価を受けていることを「世界の中の日本」という視点から理解し、その理解を基礎・基本として、新しい文化創造の為の教育を推進します。

国語教育を充実

国語は「日本文化の精華」ともいうべきもので、すべての学問・倫理的思考の基礎です。教育は国語力の充実から始まります。古今東西の思想や文化の古典、名著、文学作品、歴史書を単なる受験用の断片的な知識としてではなく、じっくりと深く味わう教育を推進します。

文武両道の教育

日本の伝統文化・精神を引き継いだ教育が文武両道の教育です。近代スポーツの基本はフェアプレー精神です。日本の伝統的精神である「清く明るく」・「正直」・「誠実」な心、「卑怯を憎む」心などと相通じるものです。知育偏重教育に陥らないためにも、健康な身体、健全な精神を文武両道を通じて養成します。

SGH指定校としての取り組み

学芸館高等学校ブログ